価格高騰ならば早めがよし
私たち夫婦は、コロナ禍に結婚・出産などを経て賃貸に住みながら子育てをしていました。そして夫婦で自然と「この先、家族が増えるなら”マイホームが欲しいね。”」という考えが生まれていました。しかし今は、値上げ値上げの世の中。注文住宅もその例を漏れず、木材や人件費の高騰や住宅ローンの金利の上昇など家づくりのお金がどんどん値上がりしていっている状態でした。今後、下がる見込みがないなら早く建てた方がいいか!と夫婦で話し合い、そこから私たちのマイホームづくりは始まりました。
思い出の場所づくり
マイホームを作るぞ!と思い、まず最初に当時住んでいた場所の一番近くにある住宅展示場に夫婦で向かいました。大手住宅メーカーの住宅は、どれも素敵で夢が膨らんだのを覚えています。どの家も生活しやすそうで、耐震性や機能性に優れていて、安心感がありました。住宅展示場に行ったことでマイホームについて具体的に考え始めた私たちがたどり着いた理想のマイホーム像は「将来の自分たちに似合う家」でした。どんな風に年を重ねていきたいか二人で話し合い、そこから理想の家を建てられるハウスメーカーを探しはじめました。
ミッドセンチュリーならここ
私はもともとアメリカが好きでアメリカのヴィンテージ家具を集めていました。20代の頃は80'が好きでしたが、年を重ねるにつれ50'のミッドセンチュリー時代のものが好きになってきました。家を建てるにあたっても50'の家具が似合う家、似合う夫婦になりたいとう具体的な理想がかたまってきました。そこで、アメリカンハウスを建てているハウスメーカーをインターネットで探しているときにメイカーズさんにたどり着いたんです。アメリカンハウスを建てているハウスメーカーは何社かありましたが、ミッドセンチュリーを抑えているのはメイカーズさんだけだったので、ここだ!と思い会社を訪ねたのが最初でした。
大きな期待と2つの不安
メイカーズさんでお話をして、ミッドセンチュリーの住宅の話で盛り上がり、正直すごく夢が膨らみました。ミッドセンチュリーについて話しても知見があるからしっかり話が通じ、安心感もありました。しかし、心配事もありました。そのひとつは「安全性」。最初に伺った住宅展示場でどのメーカーでも説明された断熱性や耐震性などが気になっていたんです。見た目にこだわって生活のしやすさや安心面が損なわれるようであれば、諦めるしかないと思っていました。しかしメイカーズさんは、そこもしっかり考えられていました。そしてもうひとつは「予算」。かっこよさにこだわって、すごく高いのでは?と不安がありましたが、そこも話してみると、今の生活水準を変えずに支払いができそうな予算だったのでメイカーズさんで家づくりをしたい!と思いました。
友人から知らされた真実
そうしてメイカーズさんとの家づくりが始まったのですが、ちょうど同年代の友人もマイホーム作りをしている最中でした。なので、友人とも家づくりの話を話す機会があったのですが、そこで他メーカーさんとの違いを知る事になりました。こだわりの強い私は、何度も打ち合わせを行い、無理な相談もたくさんしていました。しかし友人たちは、大手のメーカーさんとの打ち合わせ回数やプランボード作成回数に制限があり、それ以上行う場合は、別途料金がかかったりする、ということを聞いたのです。だから妥協する点もでてくる、と。その点メイカーズさんは、制限なく満足いくまで話を聞いてくれ、一緒に考えてくださいました。友人の話を聞いた事で、理想の家を作るために何度でもしっかり向き合ってくれるメイカーズさんで本当に良かったと思いました。
インテリア先行の家づくり
もともと集めていたインテリアありきでマイホーム作りをはじめ、かなり細かいこだわりをメイカーズさんにお願いし、それを現実にしていってくれました。たとえば階段上につけたスプートニクランプを外の窓から見えるようにする、だとか。キッチンカウンター用のイームズチェアに合わせるために、キッチンに段差をつけたりだとか。そんな感じですべてインテリア先行で間取りを考えたんです。メイカーズさんは、そんな無茶な相談にも全てしっかり向き合ってくれ、さらに生活動線などもしっかり抑えた提案をしてくださいました。理想を伝え、プロの目線で現実的なプランを提案してくださったので実際に住んでみて、すごく住み心地がいいし、気になる事もひとつもないです。すごく今の私たち家族にしっくりきていますし、きっと10年たっても20年たっても年を重ねた私たちに馴染むであろう良い家ができたと思っています。