THE MAKER'S

American Vintage スキップフロア vol.219

American Vintage スキップフロア vol.219

 

みなさん、こんにちは。

今日は、ちょっと変わった家づくりについてお話しいたします。
家を建てるにあたって“平屋か二階建て”このどちらかで悩む家庭は多いと思います。
このどちらの選択をしても、遊べる家の構造があるんです。
それが今回お話しする「スキップフロア」です。

 

スキップフロアは、1つの階に複数の階層がある作りのことを言います。
日本語で説明すると「小上がり」になります。 つまり、家のなかに1.5階や2.5階があるということ。

 

部屋をドアで区切ることなく、少しの段差で部屋数を増やすテクニックです。
と言っても、なかなかイメージがつきにくいですよね。

例えばリビングの一部にちょっと高さのある和室を作ったりするのがスキップフロアになります。

 

スキップフロアは、狭小地に家を建てる方やちょっと面白い家に住みたい方にオススメの構造です。
狭い土地でも、部屋数を増やせるので広く感じさせることができ、
家族それぞれの場所を確保することができます。

 

そして、不思議な構造なので秘密基地感があり生活に楽しさやワクワク感がでるんです。
なかなかお目にかかれない構造なので、お客様も驚かれる方が多い作りです。

 

 

例えば、リビングを1階・子供部屋を0.5階・キッチン1.5階でスキップフロア構造にするとしましょう。
その場合、段差で区切ってあるだけなので、家族がそれぞれの場所にいて
好きなことをしていても、お互いを感じることができます。

 

リビングでくつろぐお父さん、子供部屋で遊ぶ子供、ご飯を作るお母さん、
それぞれがお互いを感じながら思い思いのことができるんです。
そして、お互いがそれを邪魔することがない構造なんです。

 

スキップフロアで子供のスペースを確保しておけば、子供がおもちゃをリビングに広げることがないので、
片付けもそれぞれの場所だけしておけばいいんです。

急な来客があったとしても、リビングだけ片付けておけばオッケー!
パーソナルスペースを確保することで、ストレスフリー!
そして家族のコミュニケーションも取れる素敵な構造です。

 

デメリットは、冷暖房の効き具合が場所によって違うことや、ロボット掃除機が使えないことなど。
そのため、施工の段階でしっかり生活をイメージして間取りを決める必要があります。

 

上手に使えば、収納場所も増えますし、なにより空間を有効活用できます。
土地が狭くても趣味の部屋を作ることも夢じゃない!


生活空間プラス子供の部屋も、夫婦の部屋も、お父さんの趣味の部屋も、
お母さんのくつろぎ部屋も作ることができる!

 

そんな複雑だけど、ワクワク夢のあるスキップフロアのある家づくり、メイカーズと叶えてみませんか?

 

 

COLUMN

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