THE MAKER'S

American Vintage 暖炉 vol.207

American Vintage 暖炉 vol.207

 

みなさん、こんにちは。

寒い冬、家のなかで暖をとるものといったら…


日本ならば「囲炉裏」。アメリカなら「暖炉」ですよね。

 

まぁ、現代の日本は暖房がほとんどですから、囲炉裏は日本の古民家という感じですよね。

それなのに、アメリカの暖炉は廃れることなく今もなお、 アメリカンハウスと共に愛されています。

 

なぜなのか…。
それは、「暖炉」が進化しているからなんです。

 

今アメリカには、どんな暖炉があるかご存じでしょうか?

みなさんの暖炉のイメージといえば、薪を燃やすものを想像する方がほとんどかと思います。

 

しかしアメリカの暖炉、実際は「薪」「ガス」「電気」と選択肢がいろいろあるのです。
「薪」「ガス」「電気」みんなそれぞれの良さがあります。

 

 

 

ですが、最近のアメリカの新しい住宅は、環境配慮や火事の危険性から薪の暖炉よりガスや電気の暖炉をつける人が増えてきています。

ガスや電気の暖炉も、メンテナンスや使い勝手のことを考えると、 どんな家庭にもすごく取り入れやすい暖炉ですよね。

 

さて、暖をとるための暖炉ですが、実際はどのタイプの暖炉が暖かいのでしょうか?

 

実は、昔ながらの薪の暖炉は熱効率が一番悪く温まりやすさでいうと、
ガスや電気に劣ってしまいます。
それもそのはず、薪の暖炉は煙がでるので煙突をつけなければなりません。


外と繋がっている煙突があるので、熱がどんどん外へ逃げていってしまうのです。
ですが、やはり薪の燃える炎は人々を魅了します。

 

パチパチと薪の燃える音、メラメラと踊る炎、燃えた薪のゆらゆらもえる赤い火。
その全てが、暖かさだけでなく、心の安らぎも与えてくれるのです。
薪の暖炉が長く愛されるわけですね。

 

最近はキャンプが大流行していますが、まさに薪の暖炉は家にいながら
キャンプファイヤーを楽しんでいる感じです。


子供が寝静まった夜、アメリカンハウスのリビングで 暖炉を囲んで夫婦の時間を過ごしてみませんか?
電気を消して、珈琲やワインを片手に薪の暖炉を二人で静かに眺める時間。
暖炉のあるアメリカンハウスの素敵な夜の過ごし方、 贅沢な時間になること間違いなしです。

COLUMN

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