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American vintage ランドリールーム vol.171

American vintage ランドリールーム vol.171

 

皆さん、こんにちは。 今回ご紹介するのは「ランドリールーム」です。

 

さて、日本で家の間取りを考える時、洗濯機を置く場所ってどこでしょうか?
大抵の場合は、お風呂場と洗面台と洗濯機がセットになっているお宅がほとんどだと思います。

 

では、アメリカは?というと… シャワールームがと洗面台はセットになっている場合は多いですが
洗濯機を置く場所は、「ランドリールーム」なんです。

 

 

 

というのもそもそも、アメリカでは外に洗濯物を干す習慣がなく洗濯物を外に干すと景観が良くない、乾燥機も買えないほど貧しい、と思われてしまうそうです。

そのため、各家庭にランドリールームがあり、洗濯機と乾燥機を設置しているんですね。 そして数日分をまとめて洗濯するアメリカ人は、洗濯機も乾燥機も大きいのです。 なので、ランドリールームが必要なんですね。

 

ちなみにマンションやアパートでも、部屋に洗濯・乾燥ができるランドリールームがあるか、

住人が共通で使用できるランドリールームがあるんですよ。

 

わざわざ日本でランドリールームいる?洗濯物は外に干せるけど?と思われる方もいるかもしれません。

ですが、乾燥まで自宅で行うって、実はすごく家事が楽になるんです。

 

アメリカのご家庭では、ランドリールームにちょっとした 洗い物ができる洗面台がついている場合があり、

そこで子供の服の泥汚れなんかも ちょっと洗って洗濯することもできるんです。

 

 

 

日本の場合は、お風呂場に持って行って洗って、洗濯機へ。という導線ですよね。

また日本で洗濯する場合は、洗濯して、干し場に洗濯物を持って行って、干して、

取り込んで、取り込んだ洗濯物をリビングルームなどに持って行って畳む、という流れですよね。

 

しかしランドリールームがあると、洗って、乾燥して、その場で畳む。と、全てがコンパクトに完結するんです。

 

そう思ったら、ランドリールームってすごく魅力的なスペースだと思うんです。

こういったアメリカの良い文化や生活スタイルって、積極的に取り入れたいですよね。

外観や内装だけでなく、生活スタイルまで取り入れて、

家事が効率的になるのであれば そこには、メリットしかない!と思うのです。

 

 

 

せっかく家を建てるのであれば、かっこいいだけでなく

ランドリールームを取り入れて機能的にしてみませんか?

空いた時間に、ゆっくりティータイムする時間が増えますよ。

 

COLUMN

アメリカ・ハワイアンスタイルのコラムを木曜日に更新しています。