THE MAKER'S

American vintage 焚き火 vol.142

American vintage 焚き火 vol.142

 

みなさん、こんにちは。 梅雨がまだ続いている…のかな?ってくらい熊本では、暑い夏日が続いています。

 

今日は、そんな暑い夏に日にアメリカでよく見られる「Bonfire」についてお話しします。
アメリカで夏の暑い時期になると、スーパーにマシュマロが並び始めるんです。

 

なぜかといいますと、今日のテーマである「Bonfire」用なんですね。
「Bonfire」とは、焚き火のことなんですが、アメリカでは夏の風物詩のようになっています。 

 

 

暑い日の夕暮れ前になると、家族でバックヤード(裏庭)に行き、薪の準備をします。

薪に火がついたら、大人も子供も大好きな”スモア(S’more)”を作りはじめます。

 

スモアの作り方は簡単で、まず枝や串の先にマシュマロをつけて、薪であぶります。
焦げてとろけたマシュマロをグラハムクラッカーやチョコレートでサンドして完成!
この時期のアメリカのビーチでは、Bonfireブースがあり、
学生や仲良しグループでBonfireを楽しんでいるのをよく見かけます。

もちろんみんな、マシュマロとクッキーとチョコレートを持参しています。
ちなみに…ちょっとマメ知識!スモアの語源は、「some more(もう少し欲しい)」という意味なんですよ。

日本でも今、空前のキャンプブームですが、
わざわざ山やキャンプ場に行かなくても、 焚き火って日常で楽しめるものなんです。

 

自宅の裏庭で、家族だけのBonfire。家族だけの夏の過ごし方。

 

明るいうちに焚き火ご飯を食べたり、スモアを食べたり。
暗くなってきたら、焚き火のパチパチという音を聞きながら、 メラメラ燃える薪を見つめてゆっくり過ごす時間。

 

「去年の夏もここでBonfireしていたね。その時はこうだったよね。」なんて、話して子供の成長を感じたり。
火って不思議なもので、なんだか心が落ち着きますし、優しい気持ちになれるんです。

 

火を前にすると、普段言えないようなことも素直に言えたりなんかして。
キャンプ場を探して、キャンプしたり焚き火したりするのももちろん楽しいですが
今年の夏は、かっこいいアメリカンハウスの裏庭でBonfireしてみませんか?

 

アメリカンな建物には、焚き火が良く似合いますよ。

 

 

COLUMN

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