暖炉がなくても…つけていいんだよ!
マントルピース!
海外のリビングにあるものといえば…「暖炉」ですよね。
そして、その暖炉の周りを木や石膏・タイルや石などで
装飾した飾り棚のような枠を「マントルピース」と言います。
もともとは、煙を吸い込むためのおおいだったマントルピース。
中世後期(ルネサンス期)になると、どんどん進化を遂げていき、
部屋の格式を示す重要な装飾としてどんどんゴージャスになっていきました。
和室でいうところの床の間のような存在になりますかね。
暖炉は、かっこよくて実用的で家族団欒するのには最高です。
ですが、ちょっと暖炉は手間がかかりそう…なんて人もいると思います。
そんな方には、フェイク暖炉にもなるマントルピースをお勧めします。
暖炉なしでも、マントルピースを配置するだけで、
その空間の雰囲気がガラッと変わるんです!
たとえば、お気に入りの大きな絵画があるとしましょう。
リビングにただ飾るのもいいでしょう。
だけど、マントルピースがあるとどこに飾ろうかな〜と悩まなくていいんです。
マントルピースの上にその大きな絵画を配置。ビシッと決まります。間違いありません!
マントルピースの上に絵画を飾ることで、一気にリビングの雰囲気が締まります。
そこに合わせて、家具や食器を合わせていくと最高の空間ができあがります。
そのほかにも、マントルピースの上に鏡を飾ったり、 飾り棚をマントルピースの上に設置したり。
シンメトリーでお花を飾ってみたり、置時計を置いてみたり。
もう好きなものを好きなだけ、飾っちゃってください。 無造作に置くだけでも絵になりますから。
そう、マントルピースって不思議な存在で、そこにマントルピースがあるだけで、
その周辺の空間にまるで額縁があるかのように
スポットライトを浴びせられることができるんです。
見せたいものをライトアップしてくれるマントルピース。
その部屋の主役を目立たせるための名脇役になってくれるマントルピース。
それ自体にかなりの存在感があるにもかかわらず、他をもっと目立たせてくれるってすごいですよね。
もちろんマントルピース自体を目立たせたい時は、マントルピースをその空間の主役にすることもできます。
最後にマントルピースを何に使うのか?
というと、ズバリ「空間の演出」です!
大好きな時計や絵や花瓶や鏡や食器やライトをお持ちの皆さん、
そのあなたの大好きなものにスポットライトをあてるためにマントルピースを設置してみませんか?